オホーツク農商工連携支援ビジネスマッチングセミナー2014 in 紋別

オホーツクのタ・カ・ラとチ・カ・ラ

2月16日、紋別市民会館を会場にオホーツク・テロワールシンポジウム2014in紋別の2日目のプログラムとしてセミナーを開催しました。
 冒頭の特別講演は、福島県広野町役場で震災復興事業に携わっている尾田栄章氏(元建設省河川局長)。「東日本大震災とテロワール」と題して講演をいただきましたが、震災後3年を経過したなか、被災地の皆さんが地域に「戻れないのか、戻らないのか」、また「地域の一体感とは何か」、非常に重い課題を突きつけられた感がありました。なお、尾田氏からは2020年に「叡智の五輪を被災地で開催」してほしいという提言が行われました。
 1部の「もっと、オホーツク。実践活動レポート」では、オホーツク各地で進められている実践的な5件の取り組み事例が発表され、2部のバズ・セッションでは「オホーツクのタ・カ・ラとオホーツクのチ・カ・ラ」をテーマに発表者と参加者の意見交換が積極的に行われました。
 実践活動報告では、昨年7月に網走市で初めて開催された食とクラフトを組み合わせたマルシェ「オホーツクまるごと市」や、雄武町商工会が町役場や漁協、農協と連携して進める「雄武産利尻昆布」のブランド化、遠軽町白滝じゃが生産部会によるじゃがいも料理コンテスト「じゃがリンピック」とコンテスト入賞のレシピ本の発行販売やじゃがいもの熟成保存による高付加価値化とブランド化、世界自然遺産の地で新たな専門的な人材育成を目指す知床自然大学院大学設立準備財団が進める大学設立運動、東京農業大学オホーツクキャンパスが行う社会人を対象とした6次産業化の担い手育成「オホーツクものづくり・地域創成塾」の取り組みがレポートされました。
 地域資源の見つめ直しや新たな地域内連携やマッチング、さらにはそれを支える人材育成といった多彩な活動がオホーツク地域各地で、着実に芽吹くとともに実践されていることを実感することができました。
 オホーツク・テロワールも農商工連携支援団体の認定を受け3年を経過しますが、情報提供や相談、マッチングのプラットホームとしての機能を着実に果たすように今後も事業を推進して行きます。

オホーツクテロワール

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