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オホーツク・テロワール シンポジウム 2014 in 紋別

新たなオホーツクの地域振興のプラットホームづくりを目指して

「もっと、オホーツク。魅せるぞ、オホーツクの底チ・カ・ラ!」をテーマに開催

 今回で5回目を迎えるオホーツク・テロワールシンポジウムを2月15、16日の2日間にわたって紋別市を会場に「第29回北方圏国際シンポジウム」の協賛事業として開催しました。
 今回のテーマは、「もっと、オホーツク。魅せるぞ、オホーツクの底チ・カ・ラ!」1日目は紋別市文化会館を会場に「オホーツク・テロワールフォーラム」を、2日目は市民会館を会場に「オホーツク農商工連携支援ビジネス・マッチングセミナー」を実施しました。
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 1日目のフォーラムには会場が満員となる100名を超える参加者があるなか、「新たな地域振興のプラットホームづくりに向けた連携の仕組みづくり」や「オホーツクの価値を高める食と観光の未来」について積極的な意見交換や具体的な提案が行われました。
 開会行事では大黒 宏代表理事の主催者挨拶に引き続き、来賓として参加された国土交通省北海道開発局長澤田和宏氏と紋別市長宮川良一氏から挨拶を頂きましたが、両氏からはオホーツク地域の持つ資源や環境の価値を地域全体で共有・発信し地域振興に結びつけていくことの重要性と可能性、さらに官民を超えた仕組みづくりに取り組むオホーツク・テロワールが果たす役割への期待が強く語られました。
 フォーラムの第1部では、(一社)オホーツク・テロワールの過去5年間の活動報告と課題提起が古谷・小林の両理事から行われました。
 古谷理事からは「地域共同・協働の新しい姿や仕組み」「農山漁村と都市の共生」「次世代への継承」を目指した5年間の取り組みと合わせ、「地域型社会的事業の担い手」としての新たな役割が提起されました。また、小林理事からは「産業の質を高める」「生活環境の質を高める」「もてなしの質を高める」ための、地域の総合設計図づくりに向けたプラットホームの必要性が課題提起されました。
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 「オホーツクの価値を高める食と観光の未来」をテーマとした第2部のパネル・フォーラムでは、オホーツクの各界を代表する3名のパネラー(オホーツク観光連盟会長大江友広氏、えんがる商工会長管野伸一氏、オホーツク町村会副会長高畑秀美氏)に大黒代表理事、川筋代表代行理事を加えた5名により、「新たな観光(テロワールをめぐる旅)の可能性」や「地域の食の磨き上げ」「地域の総合設計図づくりの方法」を中心に議論がすすめられました。
 パネラーの皆さんからは、
知的観光、着地型観光に対応するため食や地域文化を積極的にパッケージに組み入れたツアーの企画実施
美しい道路景観や環境づくり、地域づくりに取り組むシーニックバィウエイ活動などの既存の活動と連携した新たな食や観光の魅力発信
官民学、自治体を超えた新たな食や観光振興に向けたプラットホームの構築と情報発信
地域資源を活用するため、特区制度等を利用したオホーツク特有の観光事業の組み立てと実行
地域文化を反映したクオリティの高い商品開発とプロモーションの必要性
オホーツクの地域特性を活かしたスケール感のある観光振興に向けた連携
 などの意見や具体的な提言が行われ活発な協議が展開されました。
 また、オホーツク・テロワールの活動の意義を評価しながら「積極的に協力していきたい」との意見がある一方、地域における認知度を高めることの必要性について指摘がありました。
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 第3部では、国土交通省北海道開発局網走開発建設部長大内幸則氏と北海道オホーツク総合振興局副局長伊藤徹彦氏から総括コメントをいただきましたが、「景観や安全安心ブランドとしてオホーツクの魅力発信の可能性を活かした地域内連携の取り組みへの支援と交通インフラの整備促進」や「高い品質と本物、売れるプロモーション」などの必要性と今後の取り組み支援が提起されたところです。

 地域のチ・カ・ラを創りだす新しい地域連携のステージに向けて、第一歩を踏み出すフォーラムとなりました

オホーツクテロワール